氷点下4℃の北海道・有珠山で、フランス料理のフルコースが提供された。
料理はドローンがサーブし、この試みはドローンのさまざまな活用法を探る実験だという。
雪原のどまん中でフルコース
かつて、5つ星ホテルのシェフを務めた料理人が腕を振るう。

メインディッシュは、低温の油でじっくり調理した北海道産・鴨肉のコンフィだ。
氷点下4℃の雪原のど真ん中で、フランス料理のフルコースが振る舞われた。
しかし特別なのは、そこだけではなかった。

実はサーブしてきたのは、雪に覆われた北海道の有珠山を飛ぶドローンだった。
ぶら下げた大きなコンテナで、調理されたコース料理を250メートル離れたテーブルへ繰り返し運んでいた。
これは、ドローンのさまざまな活用法を探る実証実験だ。
ヒーターで冷めずに提供
しかし、運ばれてきた料理は冷めていないのだろうか。

料理を食べた人は「あったかいです」とコメント。
また、別の人も「おいしい」と話していた。
秘密はコンテナに取りつけられたヒーター。
ドローンの進化で、非日常が当たり前になる日が来るかもしれない。
(「イット!」 2月8日放送より)
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