岩手・盛岡市が納豆消費で全国トップになった。
以前は福島市が4連覇していたが、今回は9位に急降下した。その原因として、専門家は「外食の増加が背景にある」と分析している。
岩手・盛岡市がトップに
熱々ご飯の上にトロ~リ。日本の食卓の4番バッター納豆。

一番多く食べている都市は、茨城の水戸市というイメージだ。
しかし、先日発表された総務省の家計調査で、岩手・盛岡市が納豆消費量で全国トップに立った。

この快挙を、あの納豆の妖精も祝福した。
全国納豆協同組合連合会・公認キャラ、ねば~る君は「1位おめで納豆ねば!盛岡のみんなは『粘り』強くて『まめ』な性格してるねばね!」とコメントした。

では、その前は水戸市かといえば、さにあらず。福島市が4連覇していたのだ。
ところが今回は、一気に9位まで急降下。
納豆の購入金額は2022年の6949円から、5817円と1000円以上ダウンした。
外食の増加が背景に
エコノミスト・小池理人さんは「福島市は外での飲食代が伸びている。その一方、納豆含む食料品の支出が減少した」と分析している。

福島市の外での飲酒代は、コロナが終わった2023年、前の年の1.8倍になった。
お金の使い方が元通りになれば、首位奪還の可能性もあるということで、粘り強く、糸の、いや息の長い戦いが続く。
(「イット!」 2月8日放送より)
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