四大陸フィギュアスケート選手権2024(1日、中国・上海)は大会初日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、初優勝を目指す鍵山優真(20)が完成度の高い圧巻の演技でシーズンベストを更新する106.82点をマークし、日本勢として最高位の首位スタートを切った。

鍵山がシニアの主要国際大会で初めて表彰台に上がったのが、2020年の四大陸。「世界のトップを目指していきたいと考えが変わった1つの試合」だという。今季は「完全復活&超進化」を掲げ、全日本フィギュアでは2位。1月のインカレでは4回転フリップにも挑戦。ブレイクのきっかけとなった四大陸で初優勝を目指す。

この記事の画像(2枚)

演技後、鍵山は「シーズンベストはすごくうれしい。絶対に勝ちたい、ノーミスでという強い思いで滑った」と振り返り、「僕の試練はここからだと思っている。フリーも納得のガッツポーズが出るように頑張りたい。とにかく攻めて攻めて最後まで全力でいきたい」と意気込んだ。

男子フリーは3日に行われる。

【男子ショートプログラム結果】
1位)鍵山優真(日本)106.82点
2位)佐藤駿(日本)99.20点
3位)チャ・ジュンファン(韓国)95.30点
4位)山本草太(日本)94.44点
5位)ボーヤン・ジン(中国)89.41点

四大陸フィギュアスケート選手権2024 
女子フリー
2月2日(金)深夜2時55分

フィギュアスケート取材班
フィギュアスケート取材班