■石川県で…警報級の“大雪”の恐れも 道路復旧作業に影響大か
23日は、西から冬型の気圧配置が強まり、日本列島には、この冬一番の寒気が流れ込んでいる。25日にかけて北海道から九州の日本海側を中心に広い範囲で大雪への警戒が必要だ。
24日朝までに予想される24時間降雪量は、北陸で80センチ、中国地方などで50センチなどとなっている。普段雪の降らない九州や、四国などでも雪が積もる見込みだ。
記者リポート：
輪島市三井町のこちらの道路では、雪が降る中、重機によって道の復旧作業が行われています
地震による土砂崩れで孤立集落となった地区。
孤立集落の住人：
車入って来られないとなると全てに影響しますから。今は歩いて行って途中の車に乗って町へ出るって感じ。車で出ると一直線で行けますから便利になります
住民は、道路の復旧を待ち望んでいるが、石川県では、警報級の大雪となる恐れがあり、復旧作業への影響が懸念される。
建設業者：
孤立集落のため道を開けるってことで頑張って仕事しないと。こんなところがたくさんあるので少しずつやっていけたら
■近畿地方でも…24日未明から深夜にかけて大雪か 交通情報に注意
また、近畿地方も大雪になるかもしれない。
Q.それは何ですか？
子どもたち：
雪だるま！
兵庫県北部の香美町ではけさ、雪が舞う中、子どもたちが元気に登校した。
香美町住民：
きのうがすごく暖かくて、ポカポカしていたので温度差が激しくて、ことしは変な気候だなと思っています
近畿地方では、24日の未明から夜遅くにかけて北部や山地を中心に警報級の大雪となる可能性があり、予想される24時間の降雪量は、多いところで、80センチメートルとなっている。
京都府北部の京丹後市では、けさ8時には、強い風とともに雪が降っていた。
京丹後市住民：
結局、暖冬に慣れてしまったから、雪の備えはほとんどないですね。だから事故も多いでしょうし、それが心配だといえば心配です
今回の寒波の影響で、JR西日本は、24日の始発以降、近畿でも一部区間で運転を取りやめる可能性があると発表した。
≪JR西日本 運転取りやめの可能性≫(24日始発以降)
・琵琶湖線 野洲～長浜
・湖西線 近江舞子～近江塩津
・舞鶴線 東舞鶴～綾部
・福知山線 篠山口～福知山 など
(午前11時30分に発表)
交通の状況にも注意が必要だ。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年1月23日放送)
