女子中学生を誘拐した疑いなどで「グリ下の帝王」と自称する男が逮捕された事件で、男の自宅で睡眠薬などおよそ150錠が見つかったことが分かった。

大阪市浪速区の無職・浦野那生容疑者(31)は去年11月、SNSで知り合った女子中学生を「薬あげるから家に来ない?」などと誘い、わいせつ目的で自宅に連れ込んだ疑いなどが持たれている。

浦野容疑者は大阪・道頓堀の「グリ下の帝王」と自称していて、警察は認否を明らかにしていない。

警察によると女子中学生は保護された際、ろれつが回らない状態で、薬を過剰摂取していたとみられ、浦野容疑者の自宅では睡眠導入剤や精神安定剤などあわせて151錠が見つかった。
警察は薬の入手ルートなどを調べている。