北海道で暮らす働くママの1日を追いかける観察ドキュメント「ママドキュ」

子育ても仕事も頑張りながら働くママさんたちのリアルな1日をのぞくと、限られた時間で家事・育児をこなす究極の時短ワザの連続だ。

今回の主役は、札幌市に住む38歳のみこさん。

5歳の女の子を育てながら、夫のまさきさんとともにクロワッサンの専門店「みかづき」を営んでいる。

ベストバイアイテム「ダイソー ふりふりごはんボール」

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午前7時。みこさんの朝は朝食づくりからスタート。

100円ショップ「ダイソー」の商品を使い、小さなおにぎりを作る。

みこさんのベストバイアイテム「ダイソー ふりふりごはんボール」。

一口サイズのおにぎりを一度に3個作ることができる。

まなちゃんが楽しそうにおにぎりづくりをお手伝い。

レンジで簡単 ミニ卵焼き

卵焼きも100円ショップの容器「レンジでミニ卵焼き」で可愛く時短。

卵液をレンジで30秒温めるだけで完成。

ケチャップをそえて、黄色と赤で見た目もかわいく!小食なまなちゃんに、楽しく食べてもらうための工夫だ。

包丁いらずで、可愛い卵焼きが簡単にできるので、お弁当にもおすすめだ。

お掃除も時短!ルンバにおまかせ

忙しい朝はあっという間に時間が過ぎて、家を出ないといけない時間まであと10分。

立ったまま朝食をかき込み、大急ぎで家事を片付ける。

掃除の救世主はルンバ。出発前にスイッチを押すだけで、掃除はおまかせ。

お店では“小さな店長”が大活躍

夫のまさきさんと切り盛りする"パン屋さん"。幼稚園が休みの土曜日はまなちゃんと一緒に出勤。オープン1時間前にはお店に到着。お店でも忙しく動き回る。

北海道内でも珍しいクロワッサンの専門店「みかづき」。

まず目につくのはその種類の豊富さ、お客さんに喜んでもらうことが大好きなみこさんが新商品を次々考案しているのだ。

クロワッサンの可能性に自分もワクワクするというみこさん。

こちらはおにぎりクロワッサン。中はチーズフォンデュ。甘いのもしょっぱいのもパイもできるクロワッサンは、形も味も、アレンジは無限大だという。

さらにボリュームも人気の秘密。「日に日に大きくなっているのかも」と、うれしそうに話してくれた。

まなちゃんも小さな店長として接客を頑張る。

お店は家族連れに大人気。

見た目だけでなく子どもが安心して食べられるように素材にもこだわっている。

2種類の道産小麦と発酵バターを使い、3日間かけて生地を熟成。

旨味が凝縮され、パリパリ食感も増すんだとか。

生だんごの販売も

そして、なんと12月からは生だんごの販売もスタート。

国産の米粉を使ったモッチモチの食感。まなちゃんによると、チョコバナナが子どもたちに人気なんだそう。

午後5時15分に営業が終わるとすぐに自宅へ。夕食の支度に取りかかる。

冷凍野菜で時短調理

立ち仕事を終えたばかりなのに、ドリアをホワイトソースから手作りするというから驚き!

もち粉を使えばダマにならず、すぐとろみがついて簡単にできるそうだ。牛乳、塩コショウ、コンソメで味を整えれば完成。

ミートソースも冷凍してある、みじん切りした野菜を使う。冷凍の野菜を使うことで、すぐにしんなりして、炒める時間が短くて済むそうだ。

ひき肉も半解凍のままフライパンへ。「適当でいい」「食べられればいい」とおおらかに構える。

野菜ジュースで本格的な味に

そして、トマト缶の代わりに野菜ジュースを使うことで本格的な味になるんだとか。

いろいろな野菜が含まれているので、野菜を食べてくれない子どもたちの健康にもいい!

あとはご飯の上にホワイトソースとチーズをのせてオーブンで3分加熱すれば、みこママ流、超簡単ミートドリアの出来上がり。

サラダも、カットサラダを2種類ミックスしてトマトを飾れば、あっという間に完成。

子どもの存在が頑張れる原動力

子どもと一緒に過ごす時間を大切にしているみこさん。

お店で積極的にお客さんに接したり、「ありがとうございます」と声をかけたり…大きくなったらパン屋さんになりたいというまなちゃんの成長を日々、感じている。

まなちゃんの成長を見届けられるのが何より幸せ。まなちゃんの存在が頑張れる原動力だ。

北海道文化放送
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