今季限りでの引退を表明したフィギュアスケート女子の本田真凜選手が11日午後会見し、競技を離れてもスケートは続けるとした上で、「色々なことに新しくチャレンジしたい」と述べた。

本田選手は笑顔で登壇し、冒頭「沢山の方々に応援して頂きありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

その上で、引退の背景について「大学4年生のタイミングで競技から離れるのは決めていました。全日本の前にも、この演技で最後になるかなと思っていました。最後まで走り続けられたかなと思います」と晴れやかな表情で述べた。

また、引退を決意した際にかけられた印象的な言葉について聞かれると、「憧れの女性であり憧れのスケーター」という浅田真央さんから、「真凜は最後まで、小さい時から逃げずにここまでやってこられたのは、すごく偉い事なんだよって言っていただけて。新しいスタートも胸を張って思い切り進んでいけば良いよ」と声をかけられたというエピソードを披露した。

引退後については、「私はフィギュアが好きで、滑り続けられる限り、皆さんが見たいなと思って下さる限り、今後もスケートを滑り続けていきたいなと思います」と述べ、競技は離れても、フィギュアスケートは続ける意向を示した。

芸能界での活動があるか聞かれると、「いろんな事に新しくチャレンジしたい。何事も全力で頑張れたらと思います」と話した。

また、宇野昌磨選手との交際が順調か聞かれると、「はい」と一言答えた。

本田選手は2016年の世界ジュニアで初出場初優勝し、全日本フィギュアには9年連続で出場するなど日本のトップスケーターの一人として活躍してきた。オリンピックの出場はなく、28位となった2023年12月の全日本選手権が最後の大会となった。俳優の本田望結は妹。

プライムオンライン編集部
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