11月、産業機械メーカー「ヤンマー」の企業マスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」の新デザイン候補が発表された。3つのデザイン案は現代的なアニメーション風の絵柄になっており、ネット上では「昔のままが一番」などの声が上がった。

産業機械メーカー「ヤンマー」の企業マスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」。
その9代目「ヤン坊マー坊」を選ぶ投票が7日、締め切りとなる。

産業機械メーカー「ヤンマー」のCM
産業機械メーカー「ヤンマー」のCM
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ヤン坊マー坊といえば、「ヤン坊マー坊、天気予報~。ぼくのなまえはヤン坊、ぼくのなまえはマー坊。ふたりあわせてヤンマーだ。君と僕とでヤンマーだ。小さなものから大きなものまで動かす力だヤンマーディーゼル~」というCMでおなじみだ。

「ヤン坊マー坊」は1959年に、農家さんや漁師さん、建設現場で働く皆さんに役立つ情報を届けたいという思いで始まったCMのキャラクターとして誕生した。

その後、時代に合わせてデザインは少しずつ変わってきて、現在は8代目。

ちなみに、デザインは変わっても双子というコンセプトは変わらず、ヤン坊が兄で、マー坊が弟だ。

現代的な絵柄で物議

そして、2023年9回目のリニューアルをするべく、11月に3つのデザイン案が発表されたが、そのデザインをめぐって波紋が広がっている。

3つのデザイン案は、現代的なアニメーション風の絵柄になっているのだ。

この3つの案にネット上からは「昔のままが一番」「受け入れられない」などの声が上がっている。
ヤンマー側は今回の3つのデザインのコンセプトとして、「世界各国のあらゆる地域で心を動かし、未来を動かすキャラクター」としている。

一般投票は、ヤンマー公式ページから7日まで投票することができ、最も票を集めたものを採用するという。
(「イット!」 12月7日放送より)

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