立憲民主党の重徳和彦衆院議員は、2022年4月に、同じ車に同乗した女性の体を同意なく触ったなどとする文春オンラインの報道に関連して会見を開き、「一部週刊誌の報道は事実無根。警察の捜査には全面協力する。あらぬ疑いをかけられていて、必要な法的措置はとっていきたい。逃げも隠れすることではない」と述べた。

被害を届けているのは、2021年総選挙で重徳議員を支援した女性だと述べた。女性からは選挙以後、女性の介護に関する陳情を重徳事務所が受けたものの、女性から対応に不満が寄せられていたという。
その後、懇親会で同席する機会があり、懇親会の帰りの車で、2~3分程度、1キロ程度の距離、同じ車に同乗したという。重徳氏は「相手の女性が主張するような車内での事実はない」と述べた。

車内の状況については、「私の認識は、相手が私に体を寄せてきた。私はいけないな、ということで、相手の肩に触れたという事実はある」「こちらに体を寄せてきたということで、強く押し戻すまではしないが、体を支えるというか、体勢を立て直したということです」と説明した。

愛知県警は、女性から被害届を受理し、強制わいせつの疑いで捜査している。重徳氏は「事実無根」とくりかえし、警察には全面的に協力するとしている。