ロッテの若き右腕・種市篤暉(21)が6回3失点10奪三振、130球の力投で4試合目にして待望の今季初勝利をあげた。  

ここまで3試合、好投しながらも打線の援護に恵まれなかった種市だが、この日は初回から打線が爆発する。
1死2塁で3番・菅野剛士(27)が西武先発・松本航(23)の立ち上がりを攻め、今季第1号の先制2ラン。スタメン起用に応える。

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なおも1死1塁として昨日ホームランを放った5番・井上晴哉(31)。

「昨日に引き続き、温かい声援、拍手ありがとうございます。ごっちゃし!」と低めのストレートを捉えた打球は弾丸ライナーの4号2ラン。
ロッテが序盤から試合の主導権を握った。

昨季チーム最多の8勝をマークした種市。決め球のフォークを武器にするが、この日は一転して、最大風速16メートルの風を味方にストレート攻め。「こんなに風の強い試合は初めてだが、徐々に慣れていった。変化球は良くなかったが、風のおかげで真っすぐが伸びた」と10個の三振のうち、8個をストレートで奪った。

6回には2死1・3塁のピンチを招くも、源田壮亮(27)を力のあるストレートで空振り三振に。ファンの大きな拍手を浴びながらこの回でマウンドを後にした。

昨日10日から球場では観客入れが始まり、アウトを取るたびにスタンドから送られる拍手に「厳しいピッチングだったが、何とか粘れて良かった。観客がピンチの中で後押ししてくれた」と4929人のファンに感謝。マリンの風とファンの拍手を力に変え、待望の今季初勝利をつかみ取った。

7月11日のプロ野球結果
中日4-19広島
巨人4-9ヤクルト
阪神2-4DeNA
ロッテ6-4西武
オリックス5-3日本ハム
ソフトバンク8-4楽天

(フジテレビ・加藤忍)