メジャーリーグのエンゼルス、大谷翔平選手は2023年11月2日、フリーエージェントとなった。どのチームが大谷選手を獲得しようとしているのか、来シーズンはどこでプレーするのか、現地で取材する中日スポーツの阿部太郎記者に聞いた。
史上最大の契約になることは必至!?
阿部記者の予想では本命がドジャース、対抗がジャイアンツ、レンジャーズ、メッツとしている。

ジャイアンツとメッツはともに資金力のあるチーム。
2023年のワールドシリーズを制したレンジャーズは連覇を狙い、候補として急浮上しているようだ。
現在所属しているエンゼルスは、チームの戦力や資金力から残留する選択肢はまずないのではないかとしている。
本命は圧倒的に名門ロサンゼルス・ドジャースだという。ドジャースはここ11年間で10回地区優勝しているが、ここ3年はプレーオフで敗れ、ワールドシリーズに出場できていない。
ドジャースは高校時代から大谷選手に注目していて、2023年は試合中にも大谷選手の打席で「ショウヘイが欲しい」とファンからコールが起こるなど、地元も歓迎ムードだという。

阿部記者は契約総額について、5億ドル(752億円)から6億ドル(902億円)とみているが、これまでのメジャー最高契約は、同僚だったトラウト選手の12年4億2650万ドルだった。
球団側は、スポンサー収入やグッズ収入などで年間30億円から45億円は見込めるともいわれているという。
(東海テレビ)