文化の日の3日、皇居で文化勲章の親授式が行われ、作家の塩野七生さんなど受章者に天皇陛下から勲章が授与された。
文化勲章を受章したのは、川淵三郎元日本サッカー協会会長(86)、作家の塩野七生さん(86)ら7人。
親授式は、宮殿・松の間で行われ、陛下は7人の受章者に「おめでとうございます」と声をかけ一人一人に勲章を手渡し、杖を手にしていた塩野さんが勲章を床に落とすハプニングも陛下は穏やかな笑顔で見守られた。
イタリア在住の塩野さんは、水問題の研究をライフワークとする陛下と長年親交があり、皇太子時代に古代ローマの水道に関する遺跡を案内したこともある。
記者会見で、塩野さんは、「にこっとしてつい気が緩み、落っことしてしまった」と明かし、「髪の毛がさすがに白くなられたなと思いました」と陛下との久々の対面を振り返った。
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