厚生相や自民党の税制調査会長などを務めた津島雄二(つしま・ゆうじ)氏が、25日夜、老衰のため、東京都内の病院で死去した。93歳だった。
津島氏は、 大蔵省(現財務省)を経て、1976年の衆院選で初当選。11回連続当選し、2009年に政界を引退した。
この間、海部内閣と森内閣で厚生相、自民党の税制調査会長などを歴任した。
また、2005年に自民党の派閥・平成研究会(現・茂木派)の会長となり、2009年まで津島派として派閥を率いた。
茂木派では、26日の会合で、黙祷して津島氏を追悼し、茂木敏充幹事長が「これまでの功績に感謝し、心よりご冥福をお祈りする」と述べた。
(フジテレビ政治部)