愛知県碧南市の「やきいも 丸じゅん」は、全国各地から取り寄せた豊富な芋の種類が魅力のお店です。

「ねっとり」「ほくほく」全国から選りすぐった芋が常時10種類以上

この記事の画像(13枚)

「丸じゅん」は20年の歴史がある焼き芋店で、この日も愛知県の「魚豚紫(うおぶたむらさき)」に宮崎県の「葵はるか」、茨城県の「紅天使」など、15種類の焼き芋が並んでいました。

常時10種類以上の焼き芋が並んでいるということです。

おいしく仕上げるための特別な焼き方

お店では、扱っている代表的な商品を「ねっとり」「ほくほく」「甘い」「さっぱり」で分けてチャートにしています。

ねっとりの代表格、大分県の「甘太(かんた)くん」(100グラム290円)は、口の中に濃厚な甘さが広がります。

ほくほくで今、お店が勧めるのは埼玉県の「愛こまち」(100グラム280円)です。

ねっとりの焼き芋とは、手に持った感触が違い、しっかりとしていてやさしい甘さです。

このお店では、パンのお店でも使っているような窯を使っていて、鉄板の少し上に鉄の柵を置いて、その上で芋を焼きます。

そうすることで空気がうまく対流し、芋をひっくり返さなくてもゆっくり熱が伝わって、おいしい焼き芋ができるということです。

“創作メニュー”も充実 新作は「フルーツ焼き芋」

また、焼き芋を使った“創作メニュー”もあります。紫芋の焼き芋を使った「焼き芋アイスパフェ 家康アイス」に…。

鉄板で焼いた「焼き芋ステーキ」。

そして今年2023年の新作は、果物のエキスに浸した「フルーツ焼き芋」です。

名古屋文理大学の学生のアイデアで作った商品で、10月21日から数量限定で販売される予定です。

エキスをしっかりと芋の中に染み込ませて、2日間ほど乾燥させて作っているということです。桃の焼き芋(モモ焼き芋 100グラム300円)を食べてみると、食感はしっとりねっとりしていますが、味は焼き芋ではなく桃そのものの味がします。

その他には「レモン」や「バナナ」味があります。(いずれも100グラム300円)

丸じゅんは、自分好みの味と出会える焼き芋店です。

(東海テレビ)

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。