ジャニーズ事務所のタレントをテレビCMなどに起用した企業65社のうち、33社が起用を見直したことがわかった。

帝国データバンクによると、テレビCMをはじめとする広告などにジャニーズ事務所のタレントを起用した上場企業のうち、9月20日末時点で、放映中のCMなどを「中止する」と表明した企業が19社にのぼるという。

また、契約期間満了後に「契約を更新しない」などの対応をとったのは14社だった。

ジャニーズ事務所のタレントを起用した上場企業数は65社にのぼり、そのうちの半分以上となる33社が「起用の見直し」をしたことになる。

ただ、起用方針について言明を避けた企業もあり、帝国データバンクは「ジャニーズ起用をみなおす企業の動きは停滞している」と評価するとともに、また10月2日の会見の内容次第で、「企業が「再起用」へと方針転換するケースも出てくる可能性がある」としている。