アメリカの企業が開発中の、宇宙で暮らすための居住スペースの実験映像が公開された。
8月17日に行われた実験は、内側からの圧力にどれだけ耐えられるかのテストで、前回の結果を20%近く上回る結果となった。
“木っ端みじん”に喜ぶ関係者たち
クレーンで丸い物体が、吊り上げられている。
この記事の画像(11枚)丸い物体は地面に固定され、コードのような物が付けられていく。これから何か始まるようだ。
すると突然、丸い物体は内側から爆発し、木っ端みじんに砕け散ってしまった。
ところが、関係者たちは手を叩いて大喜びしている。
なぜなのだろうか。
この物体は、アメリカの企業が開発している、宇宙で暮らすための居住スペースだ。
風船のように膨らませるので、宇宙までコンパクトに運べるメリットがある。
前回の結果を20%近く上回る
今回行われたのは、内側からの圧力にどれだけ耐えられるかのテストだ。
前回の結果を20%近く上回ったため、喜んでいたのだ。
開発した企業の担当者は、「宇宙で安全を確保するために、地球で失敗するんです。だから、宇宙では失敗しない」と話した。
小さな積み重ねが、宇宙開発の大きな一歩につながる。
(「イット!」 9月22日放送より)
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