名古屋市中区の焼肉店で18日夜遅く爆発があり、3人が搬送された。七輪の炭に火をつけるために使っていたガスボンベが原因とみられているが、現場に居合わせた人はある異変を感じていた。
コンロ近くで熱せられた“ガスボンベ”が原因か
18日午後10時半ごろ、名古屋市中区の繁華街「女子大小路」のビルの1階に入る焼肉店で起きた爆発事故があった。
爆発による衝撃だろうか、入り口のドアは外れていた。

通報した男性:
ドアが吹き飛んでいる瞬間を見た。道幅は一方通行なので5メートルもないぐらいで、ドアは端まで飛んでいった感じです。スピーカーで呼びかけて、みんな一斉に階段から下りてくるような感じ

当時店内には約20人の客がいたが、今回の爆発事故で客と店員合わせて3人が病院へ搬送され、20代の男性店員2人が軽いヤケドをした。

爆発に居合わせた人は、ある異変を感じたという。
近くにいた男性:
ガスかな?変な臭いがすると言っていたみたい
その後の警察への取材で、爆発の原因は携帯型の「ガスボンベ」と見られることがわかった。このボンベは七輪の炭に火をつけるバーナーに使っていたとみられ、厨房(ちゅうぼう)のコンロの近くに置いて熱せられたことが、爆発事故につながったということだ。

通報した男性:
一緒にいた友人は「ちょっと怖すぎる。目の前で起きたので震えが止まらない」と言っていました。今後同じようなことを起こしてほしくない、きっちりと火の取り扱いを学んでいただきたいと思います
(東海テレビ)