カセットコンロはあくまでも「火器」…使用には安全に留意を!
冷え込みが強まり、温かいお鍋が恋しい季節になった。卓上でお鍋を食べる際に、カセットコンロを利用する方は多いのではないだろうか。
しかし、カセットコンロは使い方によって、爆発や火災を起こす恐れがある。危険な使い方をしていないか確認を。
・大きな調理器具を使う
コンロを覆うような鍋や鉄板を使うと、熱くなった鍋底や鉄板がボンベを加熱して爆発する原因に。大きな調理器具は使わないように注意が必要だ。
・家具、壁、カーテンの近くで使う
周囲に家具や壁、カーテンなどの可燃物があると引火することも。壁や引火物から、少なくとも15センチ以上離すこと。
・古いコンロやボンベは注意
カセットコンロの寿命は10年が目安。古い製品はガス漏れの危険性があるので、買い替えの検討が必要だ。いつ頃製造されたものか確認する場合は、本体の側面を調べてみること。西暦の下２ケタと製造月が表記されているはず。
また、ボンベも裏底には製造年月日の表示がある。製造から6～7年経つと、サビが発生してガスが漏れることがある。非常時のために備蓄している人も、定期的に確認して入れ替えるように。
これから食卓で出番が増えるカセットコンロ。使用前の安全チェックをお忘れなく。
出典：ウェザーニューズ
（東海テレビ）
