9月10日の山形・新庄市長選で初当選した山科朝則氏は、12日に新庄市役所で行われた当選証書の付与式で、東北中央道・新庄インターチェンジ付近の「道の駅」について、温泉施設の整備を目指す考えを明らかにした。
イメージは「時間を消費できる道の駅」
今回の市長選挙で大きな争点となった「大規模道の駅」について、山科氏は中断している検討会を速やかに再開させ、民間の力も借りて整備していくと訴えていた。

改めて意欲を問われた山科氏は、施設の規模やスケジュールは「現時点ではまだ言えない」とした上で、温泉施設の整備を目指す考えを示した。

山科氏は「私がイメージするのは、物産関係もそうだが、“時間を消費できる道の駅”。車を止めて長時間過ごしてもらう中に『温泉施設』があったらどうだろうか。近くに開学する『専門職大学』のさまざまな機能も利用してはどうかと」とビジョンを語る。

また、交通の要衝としての利点を生かし「東北全体の防災基地」の機能も持たせたいとした上で、検討会のメンバーには民間企業や資本力のある人・女性も招へいしたいとの考えを示した。

山科氏の任期は9月30日からだが、休日となるため「山科市政」の実質的なスタートは10月2日からとなる。
(さくらんぼテレビ)
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