9月15日に公開される映画『ミステリと言う勿れ』。

この作品で共演した菅田将暉、松下洸平、柴咲コウが『ボクらの時代』で鼎談。

俳優として一線級で活躍を続ける3人が、デビュー秘話を語った。

柴咲コウ「芸能界なんて発想がなかった」

スカウトがきっかけでデビューしたという柴咲。

実は同じ事務所から3回もスカウトされたことを明かした。

「中学2年生、14歳の時、同じ事務所から3回声をかけられて。池袋、原宿、恵比寿で」と、同じ事務所の3人のスカウトマンから、それぞれ違う場所で声をかけられたことを語ると、菅田と松下は「満場一致だったんだ」「それはすごい」と驚いた。

さらに松下から「芸能界というものに、それまではそんなに興味があったわけではなく?」と聞かれると「興味がないとか、そういうレベルではなくて。自分が関係できるなんて1ミリも、そういう発想がなかった」と、当時は芸能界に入ることは全く考えられなかったと語った。

松下洸平、菅田将暉、柴咲コウ
松下洸平、菅田将暉、柴咲コウ
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松下洸平「役者という選択肢は無かった」最初は“ペインティング・シンガー・ソングライター”

一方、俳優業ではなく、シンガー・ソングライターとしてデビューした松下。

絵を描くことが好きだったことから、自分の歌と絵を合体させた“ペインティング・シンガー・ソングライター”として活動していたことを明かした。

「ちょっとやってみようと思ってやったら、全然ダメで。そのあと音楽活動が全然うまくいかなかったので、どうしようかなと思っていたら、ミュージカルのオーディションのお話をいただいたんですよ」と、予期せぬ形で俳優の道への誘いが飛び込んできたという。

「役者という選択肢は全くなかった、ゼロだったんですけど…暇すぎて。やることがなかったから、記念受験じゃないけど、『いってみようかな』と思ってオーディションに参加したら、拾ってもらった」と俳優デビューのきっかけを語った。

その後、2019年の朝ドラでヒロインの夫役を演じ、一気に知名度がアップ。

そのタイミングで当時のレコード会社などから歌手活動の再開を提案され、2021年に歌手として再デビューを果たした。

去年は初となるフルアルバムをリリースし、自身最大規模となる全国9カ所のホールツアーを開催するなど、俳優だけでなく歌手としても大活躍。

「暇すぎて」受験したミュージカルのオーディションで人生が一変した松下に、菅田と柴咲も驚きの声をあげていた。

(「ボクらの時代」9月10日放送より)

「菅田将暉×松下洸平×柴咲コウ」

ボクらの時代
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