9月15日に公開される映画『ミステリと言う勿れ』に出演する菅田将暉、松下洸平、柴咲コウの3人が、『ボクらの時代』で鼎談。

俳優としてもアーティストとしても活躍中という共通点を持つ3人が、それぞれが音楽活動を始めたきっかけについて語った。

松下洸平「高三の夏に見た映画」で人生激変

菅田から「歌手を志したきっかけ」を聞かれた松下。

元々は美術系の学校に通っていたというが、「高校3年の夏ぐらいに突然美術をやめて歌手になると言い出した」という。

そのきっかけはウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『天使にラブ・ソングを(Sister Act)』だったといい、「高校3年生の夏ぐらいにテレビのロードショーでやっていて、それを見てもろに食らっちゃって。『歌を歌えたら楽しいだろうな~』と思って(始めた)」と、映画1本で人生が変わった事を明かした。

菅田将暉 歌手志望は「全く無かった」

一方、菅田は、自ら歌手を志望したことは「全く無かった」といい、役でギターを弾いたり歌ったりした際に、それを見たレコード会社の人が「本気でやらないか」と声をかけてきてくれた事が、音楽活動を始めたきっかけだったと明かした。

松下洸平、菅田将暉、柴咲コウ
松下洸平、菅田将暉、柴咲コウ
この記事の画像(2枚)

「俺、好きなのかな…」柴咲コウに聞かれ心に残った「歌うこと好きなの?」

そんな菅田が音楽活動を始めたての頃、柴咲とドラマで共演した際に柴咲から「歌うこと好きなの?」と聞かれたといい、菅田は「その時に『あ、俺、好きなのかな?』みたいな事をしばらく考えた。それに答えうる何かが確かに必要だよな」と、柴咲の言葉が心に残っていた事を明かした。

これに対し柴咲は、「私も歌手デビューのきっかけは、ラジオで歌詞を募集して歌うことが決まっていた」と、菅田と同じく歌手デビューは受け身だったとし、「私も『本当に私が(歌手を)やる意味があるのか』という自問自答を若い頃していたなと思って」「もしかしたら(菅田も)俳優業もやって、かなり時間も限られる中で音楽活動をやるっていったら、大変なんじゃないかなと思った」と、菅田にかけた「歌うこと好きなの?」という言葉は、自身の経験からかけた言葉だったと明かした。

(「ボクらの時代」9月10日放送より)

「菅田将暉×松下洸平×柴咲コウ」

ボクらの時代
ボクらの時代