9月15日に公開される映画『ミステリと言う勿れ』。
主演を務める菅田将暉が、この作品で共演した松下洸平、柴咲コウと『ボクらの時代』で鼎談し、俳優とアーティストの両立について語った。
音楽を続ける理由「仕事でのストレスは仕事でしか癒やせない」
俳優として多忙を極める中で、音楽活動を始めたという共通点を持つ、菅田、柴咲の2人。
菅田は、レコード会社からの音楽活動のオファーを受けた理由として、俳優として当時「どれだけ良い作品に恵まれたとしても、疲れるは疲れる。その疲労は整体とかでも癒やせない心のほう。プライベートでどれだけ楽しい時間を過ごそうと、何か癒えない」状態だったといい、その結果「仕事の中で癒やしを作らないといけない、仕事でのストレスは仕事でしか癒やせないんだな」と実感するようになり、俳優業とともに音楽活動を始めたと語った。
そのためレコード会社の担当者には「仕事だと思ってやらないです。それでも良ければ」とお願いし、現在も楽しく音楽活動を続けられているという。

これに対し柴咲も「仕事として、ビジネスとして(音楽活動を)やるとなったら、私はできないなと思う。全部、循環しているから。“お芝居する”というのと“歌う”というのが、ぐるぐる巡ってちょうど良くなっている。芝居で出たエネルギーを音楽で発散させ、音楽でまたできたものを芝居で使い、みたいな。影響し合っているなって感じ」と告白。
菅田も「それは理想だな」と、俳優業と音楽活動の両立について共感していた。
(「ボクらの時代」9月10日放送より)
「菅田将暉×松下洸平×柴咲コウ」