ジャニーズ事務所の性加害問題を受けて、7日午後、ジャニーズ事務所が初めて記者会見を行った。会見を見ていた「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーからは「残念だ」「納得いかない部分も多々あった」と厳しい意見もあがった。

当事者たちの受け止めは…

7日午後2時から行われたジャニーズ事務所の記者会見。「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーは、モニターに真剣なまなざしを向け、会見で述べられる言葉を聞いていた。

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新社長就任を発表した東山紀之氏が、ジャニー氏による少年たちへの性加害について「恥ずかしながら何もできず、何もしておりませんでした。ただ、噂としてはもちろん聞いておりました」と発言するのを聞いた平本淳也代表は、大きなため息をつき「残念だね。ここだけ」とつぶやいた。石丸志門副代表も「突っ込みがいがたくさんあるよ」とこぼした。

会のメンバーは今日の会見をどう感じたのか。

午後4時過ぎから行われた会見で、平本代表は「（会見で）最大的に評価できるのはジュリーさんがまず登壇されたということ。ほとんど下を見ず、原稿を読むような姿勢ではなく、自身の言葉としてメッセージはストレートに私たちに伝わっているかと思います」と述べた。

会見を評価する声の一方で、メンバーのハヤシ氏は「質疑応答を聞いていて、納得行かない部分も多々ありました」と不満を示した。

ジャニーズ側の対応については、会の中でも意見が分かれる結果となった。

（「イット！」9月7日放送より）