ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、9月7日ジャニーズ事務所が初めて会見し、藤島ジュリー景子氏は5日付けで社長を引責辞任し、被害者への補償などの対応に当たるとして当面、代表取締役にはとどまるとした。
一方で、事務所の100%の株式を所有していることについては「今後、新経営陣と相談していきたい」と述べた。

藤島氏は「私は100%株主だが、色々なことを決めていく上で、代表取締役でいて補償について議論していく立場である方が事務所の中で良いというふうに判断した」と説明した上で、「補償が速やかに進めば代表取締役から降りることは考えている」と述べた。
また、100%の株式を所有していることについても「今の時点では私が100%の株を持っていることが補償についても非常に進めやすいと考えている」とし、保有株を今後どうするかについては「まだ何も始まっていないので申し上げることは難しい」と述べた。
また、報告書で同族経営が問題であると指摘されたことについて「どういうふうにしていくことが一番良いかは、新経営体制ともご相談しながら、いろいろと協議していきたい」との考えを示した。

「みんながそういう事があってスターになったのではない」ファンへの思い聞かれ涙する藤島ジュリー景子前社長の表情など会見の様子

プライムオンライン編集部
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