EU(ヨーロッパ連合)の執行機関であるヨーロッパ委員会は9日、アメリカのIT大手メタが通信アプリ「ワッツアップ」をめぐり競争を妨げた疑いがあるとして、暫定的な見解を発表しました。
委員会によりますと、メタが2025年10月、企業向けサービスの規約を改めた結果、通信アプリ「ワッツアップ」内で第三者の汎用AI(人工知能)サービスへのアクセスを制限したと指摘しています。
メタは自社が開発した対話型生成AI「メタAI」の利用を推奨していて、委員会はメタに対して支配的地位の濫用に当たる可能性があるとした暫定的な判断を示しました。
今後、メタには反論や説明の機会が与えられますが、最終的に違反と判断されれば、前年度の売上の最大10%にのぼる制裁金が科される可能性があります。