ワールドカップでパリ五輪への出場を決めたバスケットボールの日本代表をトレーナーとして支えたのが、愛知県出身の一柳武男(いちやなぎ・たけお 39)さんだ。
「ベテランになって意識が変わった」
一柳さんは旭丘高校を卒業後、本場アメリカでスポーツを学びたいとアメリカの大学に進学し、アスレチックトレーナーの資格を取得した。そして、2017年度から日本代表のトレーナーを務めている。

一柳さんに、地元・愛知のゆかりの代表選手について聞いた。

今回大活躍した富永啓生選手は現在、ネブラスカ大学でプレーしていて、NBA入りを目指しているが、一柳さんは「アメリカで強くなった。ディフェンスや体の強さなどまだ伸びしろがある」と期待している。

また、2018年までシーホース三河に在籍していた比江島慎選手は、ベネズエラ戦で第4クオーターに大活躍した。チーム最多の23得点をマークしたが、一柳さんは比江島選手について「ベテランになって意識が変わった。合宿でも最初に練習場に来て身体をケアしている」と話していた。
(東海テレビ)