8月10日の東海地方は、前線の影響で大気の状態が不安定になっていて、12日にかけて大雨に警戒が必要です。
東海3県は低気圧や前線に暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっていて、12日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降るところがある見込みです。
10日午後6時時点で、岐阜県下呂市に大雨警報、高山市に洪水警報が出されています。
11日午後6時までに降る雨の量は多いところで、愛知県で150ミリ、岐阜県で250ミリ、三重県で100ミリなどとなっていて、気象台は土砂災害や河川の増水などに警戒を呼びかけています。
東海道新幹線は山陽新幹線の広島と博多の間で10日、終日運転取りやめとなった影響などで、列車に遅れが出ています。
JR高山線も飛騨萩原と高山の間で、終日運転を見合わせます。
ネクスコ中日本は、11日から12日にかけて新東名の新城IC~岡崎東IC、中央道の瑞浪IC~恵那IC、東海北陸道の関IC~飛騨清見IC、東海環状道の可児御嵩IC~本巣ICの各区間で、雨のため通行止めになる可能性があるとしています。