「ネコの鳴き声が聞こえる」との通報に、市の職員が確認したのは深さ13メートルの井戸の中。そこから、ネコ救出作戦が始動した。
消防隊員は酸素マスクをつけ、井戸の中へ
カメラマンが急いで向かったのは、静岡・掛川市の井戸。

(Q.いまどういった状況なんですか?)
掛川市役所文化・スポーツ振興課 山本邦一さん:
午前中に、ここ(井戸)の中からネコの鳴き声が聞こえると通報がありまして、現地を確認したところ、確かにネコが1匹入っていると。
8月22日午前10時半ごろ、市内の高天神城跡を訪れていた人から「ネコの鳴き声が聞こえる」と市に連絡があった。

ネコの鳴き声が聞こえたのは、深さ13メートルもある井戸。市の職員が消防に協力を求め、ネコの救助作戦が始まった。

酸素マスクをつけた消防隊員が、ゆっくりと深さ13メートルの井戸の中へ入っていく。
消防隊員:
ロープゆるめ…ロープゆるめ…ゆっくり、ゆっくりゆるめ…。
井戸の深さは、降りた隊員のヘッドライトがかすかに見えるほど。心配そうに見つめる市の職員や消防隊員。果たしてネコは無事なのか?
消防隊員:
OKでーす!

消防隊員:
思ったより大きいですね。
市への連絡から約5時間。救出作戦は無事成功した。

市によると、ネコにケガはないとみられるものの、念のため動物病院で健康状態を確認。今後については検討していくという。
(「イット!」8月22日放送より)