熊本市は新型コロナ・オミクロン株XBB系統対応のワクチン接種を、9月から始めると明らかにした。また、熊本県の新型コロナの感染者の定点把握は2週連続で減少したが、1医療機関当たりの報告数は全国で6番目に多い。

熊本市9月20日からワクチン接種開始

9月から全国的に接種が始まるのは、新型コロナ・オミクロン株XBB.1.5対応の1価ワクチンだ。

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熊本市感染症対策課・菊池寿人副課長:
9月20日から令和5年秋開始接種を開始いたします

熊本市では9月20日から接種を開始、対象は初回接種を終えた生後6カ月以上のすべての人で、ワクチンはファイザー社製とモデルナ社製だ。接種券については、熊本市では2023年春に接種を受けた高齢者などから9月8日以降に順次発送する。

一方、熊本市は前回まで未接種で、未使用の接種券がまだ手元にある人は、それを利用してほしいと話す。

予約は9月8日から受付開始で、新型コロナ感染症が5類に移行されたことにより、追加接種の努力義務規定は重症化リスクの高い人にのみ適用されている。予約や問い合わせはウェブサイトやコールセンター、または医療機関での直接予約も可能だ。

熊本県内 定点把握は2週連続減少も…

また、新型コロナウイルスについて、熊本県内では8月13日までの1週間で1,314人の感染が報告された。

これは前の週の0.73倍で2週連続で減少している。年代別では10歳未満が227人で最も多く、次に40代で176人の感染が報告された。

先週の1医療機関当たりの患者の報告数は22.41人で、全国で6番目に多い人数となっている。

熊本県は「基本的な感染対策を心がけてほしい」と呼びかけている。

(テレビ熊本)

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