コロナ禍を乗り越えて4年ぶり通常の形に戻った愛媛・松山市の三津浜花火大会。会場は大勢の人でにぎわい、約9,000発の花火が松山の夜を彩った。

「めっちゃ最高です」三津浜花火大

愛媛・松山の夏の風物詩、三津浜花火大会。

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2023年は4年ぶりに、規模を縮小しない通常開催に戻り、大会を盛り上げるイベントが復活した。三津浜に伝わる伝統芸能の「虎舞(とらまい)」などが披露され、花火が始まる前から観客の気分も高まる。

また、コロナ禍で中止されていた無料席も復活し、2022年より8万人多い、23万人が会場を訪れた。

中学生:
楽しい~!

大阪から訪れた人
大阪から来たんですけど、夜店もいっぱいあって雰囲気が楽しくて満喫してます

この人出に屋台の人たちからはうれしい悲鳴が。

焼きそば店の店主:
すごい早い時間から出てきてますね

かき氷店の店主:
人出は多いです。去年(2022年)と比べるたら全然違います。今までちょっと寂しかったですからね、にぎやかなお祭りになったらええと思います

そして、日が暮れた午後8時。
「5・4・3・2・1、開演です!」との会場アナウンスとともに、松山の夜空に大輪の花が次々と打ちあがった。

花火を見た女の子たちは「めっちゃ最高です」、「最後にババババッって連打になるやつとか、曲とかも一緒に流れるのがすごくいい」と話した。

花火を見に来た夫婦:
4年ぶりに通常開催ということで、人もたくさん来てますし、みんな拍手もいっぱいしているような状況で、本当に楽しく見ているんじゃないかなと、本当にきれいな花火見られてよかったなと思います

今治の夜空も彩られる

また、今治港では、今治市民のまつり「おんまく」がフィナーレ。約1万発の花火が今治の夜空を彩り、会場周辺には21万人が訪れた。

愛媛の夜空に咲いた大輪の花。会場に集まった大勢の人たちの心に残る「夏の記憶」となりました。

(テレビ愛媛)

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