愛媛県松山市の松山市民会館が2年後の2028年3月で閉館することが決まったなか、愛媛県では天皇皇后両陛下をお迎えする国民文化祭の開催が内定しています。県議会の委員会では13日、この国民文化祭を前に文化施設を閉める松山市の判断に、「開催に水を差す」と懸念の声が上がりました。

松山市民会館を巡っては築60年が経ち老朽化したため、松山市が2028年3月末で閉館することを2月に発表しました。

この一方で、同じく年の秋に愛媛での開催が内定しているのが国民文化祭。地域の音楽や美術、伝統芸能などの活動を披露する国内最大級の文化の祭典で、全国植樹祭などと並び、天皇皇后両陛下が出席される4大行幸啓の一つです。愛媛での開催は1990年以来、38年ぶり2度目です。

県議会の委員会では、この国民文化祭を前に、県都の文化施設を閉める市の判断に対し、懸念の声が上がりました。

自民党・鈴木俊広県議:
「国民文化祭を成功に向けて準備してる中で、(市民会館の閉館)が出たときには本当に『水を差す』『これは大丈夫なのか』という思いを持った。市民会館に代わる場所はどこにあるんだと」

この意見に対し県の担当者は、利便性や集客の面で、松山市での開催を希望する文化団体も多く見込まれるため、3月に入り市に対して会場をどう確保するのか文書で回答を求めていると答えました。

松山市はテレビ愛媛の取材に対し、「イベントの規模や内容に応じて、ほかの市の施設での開催や県有施設を借りることも検討している」とし、できるだけ早く県に回答したいとしています。

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テレビ愛媛
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