山形県戸沢村の畑で、サルにソバの種や農作物を食い荒らされる被害があった。

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深刻なサルの被害に悩まされている、山形県戸沢村。

7月、サルは休耕田に現れた。

数頭のサルが我が物顔で歩き回る。この時は、何も栽培されていなかった。

ところが、それから10日後、住民がソバの種をまいた途端、100頭を超えるサルの群れが現れた。

そして、種を掘り起こし、約12ha、東京ドーム2.5個分以上分を食べ尽くしていった。

村では数百頭のサルが群れをなし、ソバだけでなく、ジャガイモやナス、稲穂など、あらゆるものが食い荒らされてきた。

「地域みんなで追い払ってもらう」

後を絶たない被害に、村も対策に乗り出している。

戸沢村・加藤文明村長:
地域みんなで追い払ってもらう。人に危害が加われば大変なことになる。

より強力な連発式花火を追加で配布したり、電気柵を設置する場合の助成の要件を緩めることなどを検討している。

8月下旬には住民座談会を開き、意見や要望を対策に生かしていきたいとしている。

(「イット!」 8月8日放送より)

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