台湾の半導体製造大手・TSMCが菊陽町に建設中の工場の一部が、8月中に稼働することが分かった。稼働するのは敷地東側のオフィス棟で、台湾から技術者やその家族合わせて約750人が熊本にやってくる。

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TSMC新工場の一部が8月稼働へ

菊陽町に建設中のTSMCの新工場は、敷地東側のオフィス棟が8月中に稼働することが分かった。

オフィス棟の稼働に合わせて、台湾からの技術者などが8月と9月で350人、家族も合わせると約750人が熊本にやってくる。

TSMCによると、居住先は熊本市に約6割、菊陽町に約3割、合志市と大津町で残りの1割が生活するということだ。

また、TSMCのオフィス棟稼働を受けて、JR豊肥線の原水駅とセミコンテクノパークをつなぐ通勤バスは、TSMCの新工場を経由するルートが8月2日から追加され、利便性向上と渋滞緩和を目指す。

(テレビ熊本)

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