半導体関連の人材育成の進捗状況を確認するため、自民党の萩生田政調会長が熊本を訪れた。
萩生田政調会長は熊本大学や熊本高専を視察し、「期待以上のスピードで人材育成が進んでいる」と評価した。

「熊本で必ず成功させてほしい」

台湾の半導体製造大手・TSMCの熊本進出を受けて課題となっている人材育成の進捗(しんちょく)状況を視察するため熊本を訪れた自民党の萩生田政調会長。

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蒲島熊本知事や熊本大学の小川学長などと意見を交わし、「国家プロジェクトを熊本で必ず成功させてほしい」と述べた。

熊本県からは、周辺の交通渋滞の改善や空港アクセス鉄道の実現に向けて、支援を要望したという。

人材育成の現場 熊本大学や熊本高専を視察

また、萩生田政調会長は熊本大学で2024年度から新設される情報融合学環に関連して、「DXイノベーションラボラトリー」と「DX総合教育棟」の予定地を視察。それぞれ国が20億円程度を補助する見込みだ。

一方、熊本大学は附属の小中学校で、英語での授業による外国人の子どもの受け入れを検討していると明らかにした。

その後、熊本高専を訪問した萩生田政調会長は、一連の視察を終えて「期待以上のスピードで人材育成に力を入れている」と評価した一方で、交通問題については次のように述べた。

自民党 萩生田光一政調会長:
まずは県としてできることを率先してやっていただいて。その上で国として支援が必要であればしっかり支援していきたい

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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