1月30日、長野県小谷村のスキー場のリフトで女性が宙づりとなり死亡した事故で、2月3日、死因は窒息を原因とする低酸素脳症と判明した。一方、女性が降りそこねた終点停留所には、異常を検知すると緊急停止する安全装置があったが、何らかの理由で作動しなかった可能性があることがわかった。
死因は窒息を原因とする低酸素脳症
1月30日、小谷村のつがいけマウンテンリゾートの「つが第2ペアリフト」の終点停留所で乗客が宙づりになった事故。
オーストラリア国籍の22歳の女性が、心肺停止の状態で病院に搬送され、2月1日、死亡が確認された。
2月3日、死因は窒息を原因とする低酸素脳症と判明した。
安全装置が作動しなかった可能性
リフトを運営する会社によると、事故があった終点停留所には、安全装置があり、
リフトを乗り越した人の体やスキー板などが接触すると、緊急停止するようになっていた。
1月30日に起きた事故では、異常に気づいた係員が手動の停止ボタンを押して、リフトを止めたという。女性が乗っていたリフトは安全装置を通り過ぎ、その先で止まっていた。
運営会社によると、事故発生時、何らかの理由で安全装置が作動しなかった可能性があるとしている。
事故が起きた朝の点検では、正常に作動していたという。
リュックのバックルが挟まったか
また、運営会社によると、女性は、当時、背負っていたリュックの胸のベルトを着け、腰のベルトは着けていなかったという。そして、リフトを降りようとした際、腰のベルトのバックルが座席の間に挟まり、リフトに引きずられる形になったという。
リフト停留所付近の監視小屋にいた係員が異常に気付き、停止ボタンを押し、速やかに救護活動を実施したとしている。
運営会社は、当該のリフトの運行を休止し、再発防止に向けた対策を講じていくとしている。
警察などは引き続き、事故の詳しい原因を調べている。
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