宮内庁関係者を名乗る男性が、各地の農家に対し、農作物を皇室へ献上するよう持ちかけたとされる問題で、この男性が取材に応じ「宮内庁から頼まれて使い走りをしていただけ」と述べた。

大きな文字で印刷された、「祝 皇室献上米生産地」の文字。

皇室に米を「献上した」記念として、産地で配布されたチラシだ。

この問題は、宮内庁関係者を名乗る男性が、各地の農家に対し、桃などの農作物を皇室へ献上するよう持ちかけていたとして、宮内庁が注意喚起しているもの。

取材に応じた男性は「天下一の桃になるよう農家に技術指導した」「宮内庁から頼まれて、ボランティアで使い走りをしていただけ」などとして、献上はあったと主張した。

一方、宮内庁は「献上を一般の方に依頼することはない」と強く否定している。
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