カンボジアで23日、5年に1度の総選挙の投票が始まった。有力野党が排除されたため、フン・セン首相が率いる与党の圧勝が確実視されている。
カンボジアの総選挙では、提出書類に不備があったとして有力野党が参加を認められず、フン・セン首相が率いる与党・人民党の圧勝が確実視されている。前回の選挙でも有力野党が排除され与党がすべての議席を独占した。

40年近く権力を握るフン・セン首相は、今回初めて立候補した長男のフン・マネット氏を後継に指名していて、事実上の独裁体制に国際社会から懸念の声があがっている。