動物園と水族館に展示されている生き物が秋田市の小学校にやってきた。子どもたちが生き物と触れ合いながら、命の大切さを学んだ。
小学校に生き物が集結!
秋田市の浜田小学校で13日、市内の大森山動物園と男鹿市の男鹿水族館GAO、山形県の加茂水族館による出前授業が開かれた。

3つの施設は、10年前から連携してさまざまな事業を展開している。この日は、生き物を通じて、子どもたちに命の大切さを伝えた。

大森山動物園からやってきたのは、ペンギンやヒヨコなど7種類の動物。子どもたちは、実際に動物に触れながら特徴を学んだ。

飼育員による説明:
イグアナは、実は温かいところに住んでいる動物なので、いまの時期、動物園では外に出してお散歩しています

佐藤愛純アナウンサー:
小さな入れ物に入っているのはクラゲ。クラゲで有名な山形県の加茂水族館のブース。子どもたちが虫眼鏡を使って一生懸命観察している

「世界一のクラゲの水族館」からはクラゲが登場。エサを食べる前は体全体が透明だが、エサを食べたクラゲは、中心がオレンジ色になった。子どもたちは目を輝かせながらクラゲの様子を観察していた。

子どもたちはこのほか、海にすむ生き物についてのクイズに挑戦した。
児童:
ヒトデの目の位置とか、普段知ることができないことを知り、楽しかった。こういう体験を大切にしていきたい
児童:
いろんな動物に触れ合えるだけじゃなく、動物の豆知識などを知ることができたので良かった。インコを腕に乗せたり、話しかけたりするのはちょっと良いなと思った

生き物と触れ合う貴重なひととき。子どもたちは多くのことを学んだ様子だった。
(秋田テレビ)