TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に、ウクライナが加盟申請を提出したことがわかった。
TPPは、関税撤廃や投資などでの共通ルールに基づき、自由貿易を推進する枠組みで、日本やオーストラリアなど11ヵ国が参加している。
後藤茂之経済再生相:
「CPTPPは、市場アクセスの面でも、ルールの面でも高いレベルの内容となっている協定です。わが国としては、今般加入要請を提出したウクライナが、CPTPPのこうした高いレベルを完全に満たすことができるかどうかについて、まずはしっかりと見極める必要がある」
2021年には、イギリスも加盟申請を提出しており、TPP経済圏は、ヨーロッパにまで広がりつつある。
16日に、ニュージーランドのオークランドでTPP委員会が開催され、ウクライナの加盟申請の取り扱いについても協議が行われる見込み。