コーチ不在のミニバスケットボールチームをプロの選手が直接指導する取り組みが、熊本市の白坪小学校で行われた。熊本ヴォルターズの磯野寛晃選手ら3人が訪れ、夢がかなった子どもたちは目を輝かせていた。
保護者がコーチだと難しい
日本バスケットボール選手会の田渡凌選手会長や熊本ヴォルターズの磯野寛晃選手など3人は、熊本市西区の白坪小学校を訪れた。

バスケチームの保護者・木村圭介さん:
保護者がコーチだと、子どもと仲が良くてなかなか指導が難しいので、子どもたちの活力にもなると思い応募した

これは、社会貢献活動やバスケットボールの普及などを目的に選手会が行っている活動「JBPA ASSIST」の一環として実現した。

白坪小学校の子どもたちが活動するクラブチームにはコーチが不在で、週3回の練習は保護者が指導している現状だ。
児童「プロとプレーできていい機会」
この日は憧れのプロ選手が直接指導してくれるとあって、子どもたちは目を輝かせながら、約2時間の練習で汗を流していた。

参加した児童:
プロのバスケットボール選手とプレーすることができて、とてもいい機会になった

日本バスケットボール選手会・田渡凌会長:
プロの選手に触れ合えない人たちのところへ行って、一緒にその人たちのためになることをすることが大事。すごく意義を感じているので、引き続き活動したい

日本バスケットボール選手会では「今後も継続的に社会貢献活動を行い、スポーツを通じた次世代の育成につなげていきたい」としている。
(テレビ熊本)