陸上自衛隊第8師団の新たな師団長に就いた白川 訓道 陸将の着任式が4日、司令部が、ある熊本市の北熊本駐屯地でありました。
白川 師団長は宮崎県出身の55歳。
陸上幕僚監部の防衛部長などを歴任し、8月1日付で南九州3県の防衛警備を担当する第8師団の第42代師団長に着任しました。
4日の着任式で、白川 師団長は訓示の冒頭、おととし4月に沖縄県の宮古島沖で発生した第8飛行隊ヘリの墜落事故について触れ、殉職した当時の師団長を含む10人の隊員の名前を呼び、「国防への志を確実に受け継いでいく」と述べました。
【白川 訓道 第8師団長】
「激動する環境の中で生き残るのは〈強いこと〉だけではない〈変化に対応すること〉が重要」
白川師団長はこう述べたうえで、「それぞれの職務において想像力を持って考え抜いてもらいたい」と隊員らに訓示しました。