ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、プリゴジン氏がロシア国内で根強い人気を保っている。
ロシアの独立系世論調査機関「レバダ・センター」は6月29日、プリゴジン氏の支持率が29%と3割を保っていると発表した。
ロシア軍への反乱直前の6月22日と23日の58%からは半分に減ったものの、ウクライナ東部の激戦地バフムトを解放したとの主張が好意的に受け止められ、「率直な愛国者だ」「優れた指導者だ」として、人気を維持している。
プリゴジン氏が来年の大統領選に出馬した場合の支持率も10%をキープしている。
反乱前の19%から半分に減ったが、反乱を起こしたことがロシア国民に完全否定されていないことがわかった。
世論調査は反乱が起きた24日を挟んだ6月22日から28日に、ロシアの187地域の18歳以上を対象に行われ、1600人が回答した。
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