ロシアによるベラルーシへの戦術核兵器の搬入について、松野官房長官は29日の会見で、「ベラルーシのルカシェンコ大統領が27日、核兵器のかなりの部分がすでに持ち込まれていると述べた」と指摘し、「情勢をさらに緊迫化させる」と非難した。
会見で松野長官は、「ロシアによる核兵器による威嚇も、ましてや使用も断じて受け入れることができない」とした上で、「ロシアがウクライナ侵略を続ける中、情勢をさらに緊迫化させるもので、非難する」述べた。
さらに松野長官は、「日本として、ロシアとベラルーシに、こうした緊張を高めるような行為を止めるよう求める」と強調し、「強い関心を持って事態の推移を注視していく」と述べた。