「写真を撮ってあげる」善良な声掛けと思いきや…京都市の南禅寺で、写真撮影を持ちかけて金銭を要求トラブルが相次ぎ、寺は注意を呼び掛けている。
「写真撮ってあげる」金銭要求トラブル相次ぐ
京都市左京区にある「南禅寺」。
歴史ある寺院で、レンガ造りの水路閣などが観光スポットとして人気だ。
6月に入って参拝者を狙ったトラブルが相次ぎ、寺のツイッターには、「ご注意！拡散希望」の文字が…
記者リポート：
南禅寺で注意喚起されているのが、写真撮影の際のトラブルです
一体、何があったのか…？
南禅寺によると、参拝者の女性が男性から「写真を撮ってあげる」などと声を掛けられ、女性のスマホで撮影、さらに、男性の大きなカメラでも撮影、その後に金銭を要求されたということだ。
「日本でやられるとは思わなかった」
参拝者は500円から1000円を支払わされていて、6月中に同様の事案が2件起きている。
南禅寺 圓山秀典総務部長：
情報提供いただいた方に聞いた話で、日本人の男性の方で30代くらい
南禅寺では、こうした金銭を要求する行為を禁止している。
職員が拡声器で参拝者に「カメラのシャッターを押して、お金を要求する事案が発生しております。ご注意ください」と呼び掛けたりするなど注意喚起をしている。
参拝者：
日本でやられるとは思わなかった。
２人で撮ってもらいたいなっていうので頼んじゃいますね
みんなで撮り合って楽しむ場所だと思う南禅寺では「金銭を要求される行為があった場合は、すぐ職員に相談してほしい」と話している。
（関西テレビ「newsランナー」6月20日放送）
