経済産業省は、6月19日現在のレギュラーガソリン全国平均小売り価格について、先週より80銭高い、1リットルあたり170銭10銭だったと発表した。値上がりは5週連続、170円を突破するのは、2022年9月以来、およそ9カ月ぶりだ。

原油価格が上がっていたことに加え、ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として国が出している補助金の補助率の引き下げが影響した。
経産省は、補助金なしなら来週のガソリン価格は179円30銭に達すると予測していて、補助金は1リットルあたり9円投入される。
補助金の補助率の引き下げが影響し、実際のガソリン価格は引き続き値上がりとなる見通しだ。