青木幹雄元官房長官の死去を受けて、自民党の小渕優子組織運動本部長は12日、記者団の取材に応じ「羅針盤を失ったことは、大きな悲しみであり、辛いことだ」と語った。
小渕氏は「古くは父(※小渕恵三元首相)が早稲田大学の雄弁会の頃からのご縁で、半世紀以上の青木家、小渕家とのご縁になる。公私を超えてご指導をいただき、父が内閣総理大臣の時には苦しい時を支えて頂いた」と青木氏を悼んだ。
青木氏は小渕恵三内閣で官房長官として初入閣した。
さらに小渕氏は「青木ファミリーの一番末席に置かせていただいた」「羅針盤を失ったということは、大きな悲しみであり、喪失であり、辛いことだ」と語った。
また自身が所属し、青木氏が大きな影響力を持っていた茂木派の今後については「しっかりと結束してやっていくことが、青木先生の望まれたことだ」と述べた。