6月1日、熊本市動植物園でレッサーパンダの赤ちゃんが誕生した。予定日より少し早めの誕生だったが、母子共に健康だという。

体重140グラム…寝る間も惜しんでお世話

出産翌日の6月2日、授乳中に母親の「シンファ」にぴったりと寄り添うレッサーパンダの赤ちゃんを、巣箱に設置されているカメラが捉えた。

元気にお乳を飲むレッサーパンダの赤ちゃん(中央)
元気にお乳を飲むレッサーパンダの赤ちゃん(中央)
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2022年12月、テレビ熊本のカメラは、赤ちゃんの父親の「かぼす」と母親の「シンファ」のデート風景を撮影した。

その後、2匹の距離はぐっと近づき、6月1日に赤ちゃんが生まれた。赤ちゃんの性別はまだ分かっていない。

妊娠が確定した5月の時点では、出産は6月中旬から7月とみられていて、少し早めの出産となったが、初めての体重測定では140グラムと通常の範囲だという。

シンファは寝る間も惜しんで世話をし、赤ちゃんはお乳をよく飲んでいるという。

熊本市動植物園は、絶滅危惧種であるレッサーパンダの静かな子育て環境を守るため、一般公開は2023年9月ごろとする予定。

公開までの赤ちゃんレッサーパンダの成長と、新米ママ・シンファの子育ての様子は、熊本市動植物園の公式ツイッターなどで公開予定だという。

(テレビ熊本)

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