5月20日にSNSに投稿された、スペイン空軍の戦闘機が飛行する映像。
この記事の画像(12枚)猛スピードで急上昇したかと思った次の瞬間、不自然な姿勢で墜落し始めます。
その後、地上に追突し炎上しました。
パイロットはどうなってしまったのでしょうか?
別の場所から撮影された映像を見ると、ギリギリのところで脱出するパイロットの姿が映っていました。
現地メディアによると、パイロットはこの事故で骨盤と左足首を骨折し、腕にやけどを負いましたが、命に別状はありませんでした。また、この事故に巻き込まれた人もいないということです。
墜落した戦闘機は完全に大破し、墜落した現場周辺は燃料の臭いが充満していたといいます。
墜落現場は、スペイン・サラゴサ空軍基地の施設内。近くには高速道路が走り、市街地と10kmと離れていない場所でした。
ギリギリのところで脱出し、“奇跡の生還”を果たしたパイロット。
実はこの事故の1週間前、スペイン空軍の公式映像で見事な操縦を披露し、「第15飛行隊のEF-18のエキシビションは、複数の操縦で構成されています。最初は離陸して真っすぐ上がるために170ノットに加速します」とインタビューに答えていました。
6月10日に開催されるフェスティバルに向け、一般客に素晴らしいアクロバット飛行を見せたい。そんなリハーサルの最中に起きてしまった事故。
スペイン空軍は、事故原因について調査を進めています。
(めざまし8「News Tag」5月23日放送より)