週明け1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。
経営危機に陥っていたアメリカのファースト・リパブリック銀行が経営破綻したことを受け、地方銀行株が売られた。
金融大手のJPモルガン・チェースが経営破綻したファースト・リパブリック銀行を買収したことが好感されダウは上昇して取引が始まったが、マイクロソフトなどハイテク株が売られたことが相場を押し下げた。
アメリカサプライ協会(ISM)の製造業総合景況指数が市場予想を上回り、FRB=連邦準備制度理事会による利上げが長期化するとの警戒感が強まったこともハイテク売りに繋がったとみられる。
結局、ダウ平均は46ドル46セント安の3万4051ドル70セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、13.98ポイント安の1万2212.60だった。