2023年はパリオリンピックの前年となり、様々な競技で出場をかけた選考レースが本格化している。バドミントンもこのうちの一つ。女子シングルスのエース、福井出身の山口茜選手にオリンピックへの思いを聞いた。
「コンディションがいい状態が続いている」
熊本駅から東、車で約1時間の場所に位置する熊本・益城町。ここに、山口選手が所属する再春館製薬所の体育館がある。

福井テレビ・坂本剛史アナウンサー:
オリンピック選考レースが本格化する直前、こちらで所属する日本代表選手の練習が公開されました
公開練習に参加したのは、世界ランキング2位で、2022年の全英オープン女子ダブルス準優勝の志田・松山ペア。

そして、いまや日本の女子シングルスのエース、福井・勝山市出身の山口茜選手が練習に臨んだ。

2023年に入ってから、国際大会で2度の優勝を果たし好調を維持する山口選手。国際大会を連戦していることもあり、本拠地・熊本で練習する機会はほとんどない。このほど、まとまった滞在時間が確保できたこともあり、福井テレビの取材に応じた。
ーー好調が続いているが要因は?

山口茜選手:
コンディションがいい状態が続いているので、自分でしっかり考えながらプレーをバランスよくつくれているのがいいのかなと思います
選考レースが本格化…パリ五輪に向けて
今回は3月の全英オープンと、5月に控えるアジア選手権の合間で、軽めの調整がメインとなった。

山口茜選手:
全英オープンのあとは休みをいただけたので、一から体づくりを行い、いいパフォーマンスができるようにという気持ちで練習してました
5月には、2024年パリオリンピックの選考対象となる国際大会がスタートする。27歳で迎えるパリオリンピックに向けての心境を聞いた。

山口茜選手:
そんなに深く考えてない。去年と同じように試合がたくさん続いていくというイメージなので、ひとつひとつ、いいパフォーマンスを出して成長していけたらなと思います
(福井テレビ)